平日も開いている八尾市民待望のボードゲームカフェ
2017年4月18日暇をいただいた管理人。せっかくなのでボドゲカフェの覆面調査をすることに。
行きたいとこは色々あるが、オープンが一番近い八尾市にある「inst」に決定。他にも行きたいとこはあるのだけども。
かつてあった「パティクローバー(現・すごろく玩具の弾正)」さん以来の八尾のボドゲショップ。
instさんのすごいとこはなんと平日も10時30分から営業していること。採算とか営業効率とか無視してるじゃないかという男前な開店時間だ(もちろんホメている)

とりあえず現地まで赴く。近鉄奈良八尾駅から徒歩三分。
目をつぶってでも辿り着く距離だが(それは無理)、なんと管理人。少し迷ってしまいミニマラソン状態に。そんなバカタレのために道案内。

近くにはアリオ鳳がある。
行く前に何かしらの準備があればこちらを利用するといいだろう。もちろん帰る前にもだ。
と言いつつこちらの方向に来たらダメ。

近鉄八尾駅から西側に進む。
パチンコ屋が目印。このまま進めば正解。

すると右手にオシャレな看板。
バクのイラストが目に飛び込んでくる。ここの加藤ビル二階にinstはある。

店の扉がすでにオシャレ。
ボドゲは雑居ビルにあることが多いが、鉄製のいかにも重たそうな無機質な扉が多いけど。
これはかなり入りやすい印象。

ということで潜入。
オープン間もない&平日ということで先客はいない様子。これは根掘り葉掘り色々と聞くチャンス。
受付を済まして恒例の(?)ボードゲームおじさんマグネットを渡してみる。
「すいません、こういう団体の者ですが・・・」
「あーっ!!なんか見たことある(笑)」
どうやらAEGの名は八尾まで届ているようだ。正確にはボードゲームおじさんの顔と言うべきか。
おかげで話が進み、写真を撮らしてもらえた。
こちらのお店は店長さんともう一人のスタッフさん(Twitterとかも担当)で営業しているらしい。
話をしてみると店長さん。面白いし人もいい。ボドゲ屋のスタッフとして最高やな。ヒカリゲームズさんとはまた違う面白さがある。
instという店名の由来を聞いてみると「初めて聞いたボドゲ用語だから」という単純明快な理由。決してインストが神懸っているとかではないらしい。その注目のインスト力は・・・実際に行ってみなはれ(ムダにハードルを上げておく)
看板キャラのバクとヒツジに関しては「それぞれ夢を食べる、夢を生む動物ということで」ということらしい。夢を食べてしまっていいのだろうか(笑)
こちらはもう一人にスタッフさんが描いているらしい。なかなか多才。ぜひともキャラクターグッズを作ってほしいと懇願しておいた。
ついでにAEG会員について話したら「ヤバイやつばっかですやん」という評価をいただいた。それは管理人も含んでのことなのか(笑)
店内も見て回るがかなりオシャレ。
バーカウンター的な席もあり、カップルや若者にも最適な雰囲気。
「大阪のボードゲームカフェでも1、2を争うオシャレさじゃないですか?」
と尋ねると店長さん。否定はしなかった(笑)
販売スペースもありなかなか充実している。
店内中央にはアクリルケースにゲームが飾っている。どうやら私物らしいけど。見ているだけで欲しくなってくる。
レジ横には何やら見たことのあるチラシ。
「bagel&cafeLoL」
LoLやないか!あのヤの付く自由業め!!(ベーグル屋)笑
どうやら先を越されたようだがまあいいだろう。
自由業のフットワークの軽さには適わないのだ(偏見)
せっかくなので遊ばせてもらう。いやもちろんそれが目的だけど。
instさんの料金は少し特殊で、他のお客さんと一緒に遊ぶとシェア割引がある。お店的にもメリットはあるらしいがここでは内緒にしておく(笑)
ディヴィナーレ

店長さんのオススメゲーム「ディヴィナーレ」で遊ぶ。
管理人は全く知らないゲーム。なんとなく箱は見たことあるような???
霊媒師の最強決定戦(?)的な設定。4種の占いがあり、それぞれのカードをプレイ。
プレイしたらすべてのプレイヤーが持っている占いカードの枚数を推測してボードにマーカーを置かねばならない。他のプレイヤーが推測している枚数のとこには置くことはできない。これがミソでプレイ順を間違えるとえらいことに。
ドラフトの要素もあり、何枚かプレイするごとに手札交換。これで手札をある程度推測することもできる。
簡単だけど読み合いが熱くてかなり面白い。コンポの雰囲気もいい感じ。
残念ながら管理人は負けたけど、これはいいゲームだと思う。パッケージの雰囲気のせいかあまり世の中には出ていないレアゲー(だと思う)
ことりファイト!

次は「ことりファイト!」
管理人が前から気になっていたゲーム。
プレイヤーは森の精霊となり小鳥たちの争いを応援する。
もう一度言う。争いを応援するのである。なんやねん、このゲーム(笑)
ルールは簡単で縦横5×5にカードを並べていく。カードは4種類の鳥で1~7まである。全てカードを置き切った時にそれぞれの列で一番数字の合計が多い鳥が勝つ。その鳥を応援しているプレイヤーがランダムに配置された得点チップを獲得。
面白いのが応援している鳥の決め方。それぞれのプレイヤーが最後まで持っていた鳥が応援している鳥となるのだ。数字の大きい鳥を持っていれば得点も大きいが、逆に言えばそのカードは置けないので勝つのが難しくなる。これは非常に悩ましいところ。
正直どういう戦略がいいのかなんともだが、かわいい鳥のイラストに反して結構なガチゲー。下手に置いたら自分の応援したい鳥が勝てなかったり、他のプレイヤーが応援している鳥を勝たせることになったり。だれがどのプレイヤーがどの鳥を応援しているか読むことも大事。
今回は自称鳥好きの管理人が辛勝。これもかなり面白いゲーム。ちなみに4人でやるとおジャマカードがあってさらに面白いとのこと。
パンデミック 完全治療(ザ・キュア)

最後に「パンデミック:完全治療(ザ・キュア)」
あのパンデミックがダイスゲームになったらしい。気になるので遊ばせてもらった。
店長さん曰く「これは無理ゲー。一回もクリアできてないんですよ。」
いやいや、そんなこと言われたら意地でも世界救いたくなるやんか(笑)
ルールはダイス仕様になっているものも基本的にパンデミックと同じ。プレイするアクションや感染地域の判定などをダイスで行う。通常版に比べてコンパクトながらドキドキ感は同じかそれ以上。
これもかなり面白い。
4種類ある治療薬を開発すればプレイヤーの勝利。治療薬の開発にはサンプルの回収が必要。回収したサンプル(ダイス)の数だけ振って合計13以上出れば治療薬の開発に成功。
この瞬間が最高だが失敗すると恐怖の感染地域判定が待っている。一気にテンションが下がる(笑)
今回は序盤いきなり2種類の治療薬の開発に成功する管理人。しかもちょうど13を出すゴッドダイス。
「これイケるんじゃないですか?」と店長さんと盛り上がる。盛り上がり過ぎてちょっとルールを無視しそうになったり。お互いかなりのハイテンションだ。
そのまますんなりと治療薬4種類を完成させゲームクリア。八尾の中心で世界を救うAEG。これはかなり気分がいいぞ。このゲームも面白いのでまた買おうかな。
気になるあの子(どの子?)
時間も迫ってきたのでそろそろ退散することに。可能なら夜まで居たいくらいだ。
帰り際に販売ゲームの「ことりファイト」も買って帰る。これは面白いからな。
ついでに少し雑談。気になっていたことを聞いてみる。
「そういえば、もう一人スタッフさんいるんですか?どんな方なんですか?(管理人)」
「女の子(かわいい)ですよ」
おい・・・ちょっと待て・・・なぜそれを早く言わないのだ。
そしてなぜ今日というかこの瞬間に限って男(おっさん)対応なんだ(失礼)
それを知っていたらもう少し居座るやんか(笑)
店長さんいわく「会いたかったらまた来てくださいね(笑顔)」とのこと。
なんてずるい営業戦略なんだ。こうなったら報復措置としてAEG名物ボードゲームおじさんを投入するしかねぇな(笑)
ちなみにinst店内にボードゲームおじさんマグネットを貼っていただいた。おじさん本人が来るまで晒され続けるらしい。もちろん本人に許可は取っていない。
まるで万引き犯のような扱い(笑)
気になる方は剥がされる前にinstさんへ急げ!!
余談
途中色々と雑談をした結果、AEGゲーム大会を開催してもいいとの許可ゲット。うまくいけば6月頃(?)の開催予定。ただ店長さんが「おじさんに会いたい」とのことなので、総統を店まで連れていく必要があるのだけど。とりあえず初心者さんを呼び込むのがコンセプトになりそう。
お店的には近くに大学などもあるので学生さんなんかも来てほしいそうだ。
というか駅も近いしオシャレやし条件最高やないか。絶対人気店になると思う(管理人は信じている)
独自イベントもぼちぼちやっていく予定らしいので期待。個人的にはディヴィナーレ大会をやってほしい。かなり怪しいけど。
あとついでにAEGオリジナルゲーム「ゲテモノプレゼンテーション」の宣伝もしておいた。興味を持っていただいたので今度持っていこうかな?(笑)

ディヴィナーレ:倫敦の霊媒師 -

ことりファイト! -

パンデミック:完全治療(ザ・キュア) 日本語版 -
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